2014-03-21

香港(中国)

イメージでかなり暖かいのを期待していたのですが、なんと微妙に寒い。
さて香港、やはり中華料理。
なんといっても香港は飲茶が有名、一品料理よりも更に小さい一皿料理を色々頼むスタイル。
ちなみに白米のようなわかりやすい主食はなく、粥やちまきはあるかもだけど基本はおかずのオンパレード。
なぜそのようなスタイルになったかというと、昔(今も)中国では道教という宗教が盛んで、なんでもその偉い人が
「食べすぎは良くない、そして色々なものを少しずつ食べるのが最良の健康法」
といったとか何とかでそれが由来で今のような飲茶が出来たとの事。
ちなみに彼らは朝から飲茶する、ちょっと重い気も。。。
いやいや、これが文化の違いかと。
アメリカで朝食に味なしソーダを飲むのを見たときの驚きに比べたらまだまだ。

演奏前夜のサウンドチェックの休憩中にエンジニアの親方らしき人が話しかけてきた。
「オレもギタリストなんだ、この後にジャムセッション行くからくるかい?」
というわけで初日から現地の音楽事情を確認するチャンスが訪れる。
いったんホテルに戻って、タクシーでもらった住所に向かう。
そこはまさに不夜城的歓楽街、しかし新宿や六本木でもこれはない。。。
なぜって店がほとんどオープンテラスで店の音が筒抜け&店によっては店外にスピーカーを設置して爆音を撒き散らしているから。

客はほぼ外国人、察するにこの区域は居住空間とは隔離されているのか?
とりあえず街の入り口で降りて喧騒の中で店を探すと、歓楽街のはずれの裏路地の奥からなにやら音が聞こえてきた。
行ってみると例のギターマンがいたので、軽く挨拶して酒を注文する。
とそれを飲み終わる前に早速ギターを渡されたので、ベース、ドラム、ピアノの人たちと知ってる曲を確認してスタート。
初めての場所で始めてのメンツと音を出すこのなんともいえないリラックス感、これだからジャムセッションは素晴らしい。
ギターマンは弾き飽きたのか外で飲み始めちゃったので、香港人ピアニスト、アメリカ人ヴォーカル、イタリア人ピアニスト、オーストラリア人とスリランカ人ドラマーと立て続けにまさに国際都市香港を思わせる飛び入りミュージシャン達とセッションを楽しんだ。
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