2013-03-15
サハラ砂漠(モロッコ)
ミニバンに乗ってワルサザードというなんとも幻想的な名前の街を目指して出発する、車のBGMはモロッコ・ポップスで気分も満点である。
以前「バベル」という映画を見たのだけど、そのモロッコ編に出てくる街がワルサザード近辺のはず。
町は目立った観光スポットは無さそうだが砂漠ツアーの観光者が絶えないのか活気がある、ホテルも今までのとは違ってくつろげる広さだった。
翌日あまりに熱い車中で中途半端に暖かくなってしまったおいしくないミネラルウォーターをムリヤリ体に流し込みながら半日かけて砂漠へ到着、車を降りるとラクダ達が待っていて、他のツアーグループと合流してキャラバン(商隊)気分を味わった。
始めの30分はみんな元気だったけどあとの1時間半はラクダ上で干物状態、だがなんとか目的地のキャンプが見えてきて歓声があがる。
目的地である砂漠のど真ん中に到着、夕方くらいに着いたからちょうど日も落ちてきて幻想的かつあまりに広大な風景に圧倒される。
するとツアーに参加していたアメリカ人グループの一人がいきなり叫びながら、近くにある砂丘に突っ走っていき物凄い勢いで登り始め、それを見ていた他の人もまるでそのために砂漠に来たかの如く一斉に砂丘を登り始めた。
そして砂まみれになりながらみんな夢中で登ってなんとか頂上につくと、そこには先ほどの広大な風景以上に広大な風景が待っていた。
果てしなく続く海のような広大な砂漠と波頭のような砂丘の頂上線、それを彩る夕暮れの落日。
「昔のキャラバン(隊商)はこんなところを歩いていたのかな?」
「今盗賊に襲われたら逃げ場はないな(実際未だに出るらしい)」
とか妄想が止まらなくて、15分ほど無言になってしまった。
キャンプに降りる時に先ほど一番乗りした人が今度は体を横にして砂まみれになりながら砂丘を転がり落ち始めた。
さすがにこれは何人かしか真似しなかったけど。。。
夕飯はキャンプファイヤー状態で現地のベルベル族と思われるガイド達が作ってくれた料理を食べる、しかしやはりイスラムの教条で禁止されている酒は出ない。
だがここでマリファナ(大麻)という代用嗜好品の存在がクローズアップされる、例えばインドでもヒンドゥー教が飲酒を奨励しない事もあったりイスラム教徒が多いという事もあり、モロッコほどではないにしてもマリファナは酒が飲める国に比べて社会的に気嫌いされていない。
というわけで専用の水パイプまで持参してアメリカ人グループは宴を開始したようだ、幸か不幸か自分は同じミニバンで同行していたカナダ人の家族と一緒にいたのでその子供達の手前もありあちらのグループに絡むのはやめておいた。
ちなみにそこでのトイレは皆が見えない真っ暗なとこまで歩いてテキトウにするという限りなく原始的なスタイルであった、もちろんペットボトルの水で手動ウォッシュレットが文化的にも環境的にも望ましい。
以前「バベル」という映画を見たのだけど、そのモロッコ編に出てくる街がワルサザード近辺のはず。
町は目立った観光スポットは無さそうだが砂漠ツアーの観光者が絶えないのか活気がある、ホテルも今までのとは違ってくつろげる広さだった。
翌日あまりに熱い車中で中途半端に暖かくなってしまったおいしくないミネラルウォーターをムリヤリ体に流し込みながら半日かけて砂漠へ到着、車を降りるとラクダ達が待っていて、他のツアーグループと合流してキャラバン(商隊)気分を味わった。
始めの30分はみんな元気だったけどあとの1時間半はラクダ上で干物状態、だがなんとか目的地のキャンプが見えてきて歓声があがる。
目的地である砂漠のど真ん中に到着、夕方くらいに着いたからちょうど日も落ちてきて幻想的かつあまりに広大な風景に圧倒される。
するとツアーに参加していたアメリカ人グループの一人がいきなり叫びながら、近くにある砂丘に突っ走っていき物凄い勢いで登り始め、それを見ていた他の人もまるでそのために砂漠に来たかの如く一斉に砂丘を登り始めた。
そして砂まみれになりながらみんな夢中で登ってなんとか頂上につくと、そこには先ほどの広大な風景以上に広大な風景が待っていた。
果てしなく続く海のような広大な砂漠と波頭のような砂丘の頂上線、それを彩る夕暮れの落日。
「昔のキャラバン(隊商)はこんなところを歩いていたのかな?」
「今盗賊に襲われたら逃げ場はないな(実際未だに出るらしい)」
とか妄想が止まらなくて、15分ほど無言になってしまった。
キャンプに降りる時に先ほど一番乗りした人が今度は体を横にして砂まみれになりながら砂丘を転がり落ち始めた。
さすがにこれは何人かしか真似しなかったけど。。。
夕飯はキャンプファイヤー状態で現地のベルベル族と思われるガイド達が作ってくれた料理を食べる、しかしやはりイスラムの教条で禁止されている酒は出ない。
だがここでマリファナ(大麻)という代用嗜好品の存在がクローズアップされる、例えばインドでもヒンドゥー教が飲酒を奨励しない事もあったりイスラム教徒が多いという事もあり、モロッコほどではないにしてもマリファナは酒が飲める国に比べて社会的に気嫌いされていない。
というわけで専用の水パイプまで持参してアメリカ人グループは宴を開始したようだ、幸か不幸か自分は同じミニバンで同行していたカナダ人の家族と一緒にいたのでその子供達の手前もありあちらのグループに絡むのはやめておいた。
ちなみにそこでのトイレは皆が見えない真っ暗なとこまで歩いてテキトウにするという限りなく原始的なスタイルであった、もちろんペットボトルの水で手動ウォッシュレットが文化的にも環境的にも望ましい。
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