2013-05-21

サンミゲール・デ・アジェンデ(メキシコ)

プエルト・バジャルタに行った理由は、ギターの先生が昔一緒に演奏していたというギタリストLoboが住んでいるからだったのだけど、なんと運悪くその時期はカリフォルニアへツアーに出ていて会えなかった。。。
なので早々に切り上げて、第二の目的地サン・ミゲール・デ・アジェンデに向かう。
この町は海際のプエルト・バジャルタとは打って変わって大陸の中央部で高度2000メートル位の場所にある町で、なにをするにも息が上がってしまったのを覚えいる、最寄の空港からどうにかして来るしかない陸の孤島。
それもあったから着いた時はさすがに感動した、なにせ話でしか聞いた事がなく、インターネットみたいに手ごろな資料もなかったのでどんな町かを想像する事すら難しかったのだから。

急勾配の石畳やカラフルなペイントの住居などは本当に印象深かった。
夜には早速先生とそのギタリストがよく演奏していたというMama Miaというレストランに行ってみた。
さすがに有名な観光地だけあって(ある種の僻地感が人気の理由)店も生演奏も存続していて、いい感じのラテン・ジャズが流れていた。
演奏後、スペイン語の練習も兼ねてピアニストに早速話しかけて見ると、他のメンバーも紹介してくれて
「ギター弾くのか?じゃあ明日は他のメンバーとやるから、彼らも紹介してあげるよ」
と言ってくれた。
それで特にやる事もないから翌日も行くことにした。

さて翌日行ってみると、早速また同じピアニストが別のベース、パーカッションをバックに演奏中。
ちなみにこの彼、この小さな田舎村に似合わずめちゃくちゃうまくて謎な感じだったけど、なんと有名なトランペッターのロイ・ハーグローブの組んでいるラテンバンドのピアニストだという。
音楽教育の発達しているキューバ出身のプレイヤーは世界各地で重宝されているようだ、サッカーでいうブラジル人みたい。
で演奏を聞きつつ周りを見渡してみると奥に6人くらいの集団がいる、暇なんでちら見してるとどうもメキシコ人だけではなさそう。
面白がってさらによく見るとなんだか見た事のある顔がいる、正確に言うなら会った事があるのではなく写真とかで見た事があるような。
「うーん、なんかロボ(スペイン語で狼の意味)に似てるなあ、でもツアー中なはずだしサン・ミゲールにはもう住んでないはずなんだがなあ・・・」
気になりつつトイレ行ったときに再見したのだけど、確証が。。。
と用を足してトイレから出るときに、演奏後のピアノマンが入ってきたから
「今日も演奏良かったよ」
「ありがとう、今度はギターもってこいよ。ところで友人を紹介するからまだ帰るなよ、あの奥の集団なんだ」
「オーケー。ところでさ、あの中の一人の顔を見たことある気がするんだけど、あれってセニョール・ロボ?」
「なんでおまえ知ってんだ?知り合いか?」
「え、ロボなの?今回の旅行で会いたかった人なんだ!」
「そりゃすごいな!よし、用足すからちょっと待て、すぐ紹介してやるよ!」

といった展開でなんとロボとばったり遭遇しました、奇跡的ミーティング?
で長らくおしゃべりした後にそのレストランの何十周年かのパーティーに誘ってくれて
「ここにしばらくいるならその日に来るミュージシャン連中を紹介するよ!町の主要なミュージシャンがほとんどがくるからさ、キミの先生にもよろしく!」
とのこと。
「オーケー、じゃあその日にまた。ギターの先生にはメールで伝えとく!」
と思わぬ展開にわくわくしながらその日は床に就きました、事実は小説ほどでもないけどかなり奇なり。
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