2013-03-14

グラナダ2(スペイン)

語学コースを受け始めて1週間、文法は大学やメキシコ滞在時にかなりやっていたのでそれほど問題はなく発音の違いにも慣れてくる。
住居も学校に貼ってあったルームメイト募集でなんと月15000円で発見する、ルームメイトはスウェーデンの人でグラナダ大学に通っていてスペイン語がペラペラだったのでかなり勉強になった。
しかも町には長期滞在の日本人も結構いるので定食屋(スペインではバル)の値段や日替わりメニューの内容、味等など様々な情報も入手できた、やはりいくら量が多くても肝心の味付けがあまりに大味だとつらいのでここは同胞の情報に勝るものはない。
そんな中で学校1ヶ月目の最終週に友人がモロッコ旅行に誘ってくれた。
授業料は月ごとの支払いだったので「翌月は学校は行かずもっとギターの勉強でもしようかな」と思って行く事に決めた。
そして一週間の苦行のようなモロッコ旅行も終わり、ギターでも習おうと思い早速先生を探し始めてみたのだがどうもなかなか知り合わない。
周りに音楽やっている人がいなかったというのもあるけど、単純にスパニッシュギター習うだけなら日本でもアメリカでもどこでも一緒なのでここまで来たからには「いかにも地元っぽい人の演奏に触れたい、できたら下手でもいいからジプシーの」という欲もあったりしてなかなか難航したので結局また語学コースに戻る事に。。。

そんなある日に朝学校へ行く途中の広場で友人に呼び止められた、この友人(日本人)は学校を1ヶ月で早々と辞めてほぼ毎日いつも同じ時間に同じ広場のカフェに来て昼くらいまで長居している。
「おはよう、眠そうだね」
「おはよう、いやーホント毎日いるね。朝9時の授業とか言って早いよな、ここはスペインだろ?まったく」
「まあオレは学校なくても早起きしちゃうなんだよね、酒飲めないから夜出歩かないし。ところでどう?たまにはサボってゆっくりしていかない?」
「そうねえ、朝からワインもありかも」
小一時間ほど取り留めのない話をしてると、友人の隣に知らないスペイン人中年男性がいきなり座ってきた。
「あれ、誰?知り合いでしょ?」
「話しかけちゃだめだよ、こいつめんどくさいから。すぐ帰らすからちょっと待って」
「そうなの?ヒマだから別にいいけど、会話の練習にもなるしね」
「だめだって、こいつ日本人におごってもらう事しか考えてないからさ。でもひとつ取り柄があってね、ギターめちゃくちゃうまいんだよね。そういやキミもギター弾くんじゃなかったっけ?」
「弾くよ。へー、この人ギタリストなんだ?ちょっと話していい?」
「でもおごっちゃだめだよ、また来るから」
といった展開で話し始める、なんでもフラメンコなら歌とギターとダンス全部できるらしく、各自日本人の生徒もいたようだ。
とりあえず「30回一括払いでレッスン始めないか?5回分お得だよ」となにと比べてお得なのか分からないオファーを何度も掛けてくる、まあ語学慣れにも良さそうだしとりあえず体験レッスンをすることにした。
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